移住

お土産を買うならスーパーマーケットで!現地在住者がエストニア土産を紹介

みなさんは海外に行くときに、どんなお土産を買って帰りますか?

お土産屋さんや空港で買うと、無難なお菓子や雑貨を選んでしまうこともしばしば。

そこでわたしが提案するのが、スーパーでお土産を買うこと!

エストニアの生活や文化に根付いた、この国ならではのお土産を紹介していきたいと思います。

飲み物・お酒

Vana Tallinn

 

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エストニアのお酒として一番有名なのが、首都の名を冠したVana Tallinn(ヴァナタリン)。1962年からずっとエストニアで愛されてきました。

ジャマイカ産のホワイトラムに、バニラやシナモン、オレンジ・レモンなどをブレンドしたリキュール。ラムと柑橘類が作り出す、優雅な香りにうっとりしてしまうこと必至です。

CLASSIC COLLECTIONの度数は、40度/45度/50度高め

度数が高いお酒が苦手な人にお勧めしたいのが、Vana Tallinn Creamシリーズ。

そのままでももちろん美味しいですが、公式サイトではコーヒーやアイスクリームに合わせる味わい方も紹介されています。

オリジナル、チョコレート味、コーヒー味、ヨーグルト味、マジパン味、それからアイスクリーム用が揃い、度数は16%

お好みに合わせて選んでみてくださいね。もちろんすべてトライしてもよし!

公式サイト: http://www.vanatallinn.eu/

Saku

 

 

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エストニアを代表するビールブランド、Saku

エストニアで農奴制が廃止され、1820年にはじめて醸造所が作られてから約200年続く歴史あるビール会社です。

醸造場のあるサク市は、同じ名前を持つ長野県佐久市と友好都市としてしばしば交流があることも有名。

ビールが最も有名ですが、その他にもエストニア産のリンゴ酒エナジードリンク、ミネラルウォーターなども販売しています。

ちなみに、サク市の鋳造所兼ビール博物館は見学もできます。サク市はタリンから電車で25分程度。予約必須ですが、ビール好きの方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

Saku 公式サイト: https://saku.ee/et/

醸造所 公式サイト: http://www.pruulikoda.ee/

A. Le Coq

alecoqA. Le Coqはエストニア第二の都市であるタルトゥに本部を持つ、最古にして最大の飲料メーカー

なんとその歴史は1461年まで遡ります。バルト三国最古の都市タルトゥでは15世紀からビールの醸造が行われていたとのこと。

現在は、ビールを中心にジュースソフトドリンクを提供しています。そのラインナップは膨大で、スーパーで手に取るお酒やソフトドリンクのほとんどがA. Le Coqで作られているのでは、と思ってしまうほど。

こちらもタルトゥでビール博物館を展開。英語のツアーを木曜日と土曜日に行っており、ツアーの最後にはビールも頂けます。

A. Le Coq 公式サイト: https://www.alecoq.ee/en/

ビール博物館 公式サイト: https://www.alecoq.ee/en/beer-museum/beer-museum/

食べ物

はちみつ

バルト三国では養蜂がさかん。エストニアのスーパーにもエストニア産のはちみつがずらっと並んでいます。

はちみつの色や風味、口当たりは花の種類によって変わるので、数種類試してみるのもいいかもしれません。

ちなみに、はちみつは市場でもよく売られています。手作り感あふれる産地直送のはちみつも手に入るので、気になる方はBalti Jaama Turgタリン中央市場などを覗いてみては。

Tallinn Jaama Turg 公式サイト: https://astri.ee/bjt/

コフケ

 

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コフケとは、クリームチーズをチョコレートで包んだ食べ物

エストニアの子供たちが朝ご飯に食べるお菓子として有名です。

スーパーの乳製品売り場にも、バニラやチョコレート、イチゴ味など様々なフレーバーのコフケが並んでいます。

値段もひとつ0.30~0.50€とお手軽。ただし、通常冷凍保存される食品なので保存環境には気を付けてくださいね。

下記にURLで紹介したTereSaareはエストニアの乳製品会社です。

日本人には見慣れない乳製品がエストニアにはたくさんあるので、滞在中に試してみるのもお勧めですよ!

Tere 公式サイト コフケ類ページ: http://www.tere.eu/products/curd-snack

Saare コフケ類ページ: http://www.saarefood.ee/products/curd-snacks/

Kalevのチョコレート

 

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エストニアのチョコレートブランドといえばKalev

手頃な値段のチョコレートから高級なチョコレートまで、様々な種類のチョコレートが手に入りますよ。

チョコレートにも、プラリネ板チョの豊富なバリエーションが揃っていますが、クッキーマジパンなども購入できます。

どのチョコレートもパッケージが可愛らしいのでお土産にはぴったりですし、小分けになっているのでバラマキ用のお土産に最適

旧市街近くにもKalevの店舗がありますが、スーパーマーケットでも多くの種類が揃っています。

値段はさして変わりませんが、スーパーで割引価格になっていた場合はスーパーで買った方がお得です。

Kalev 公式サイト 商品ページ: https://kalev.eu/tooted/

雑貨

リフレクター

リフレクターエストニアの街を歩いていると、人々がリフレクターバックパックや衣服に身に付けている様子を目にすることでしょう。

日照時間が短いエストニアの冬、外はすぐに暗くなってしまうので、リフレクターを着用することが義務付けられているのです。

そのため、エストニアのスーパーにもたいていリフレクターが売っています。身に付けるものですからデザイン性の高いリフレクターも沢山。

1~5€程度で、日本で買うよりもオシャレなリフレクターを買うことができますよ。

エストニアの風土に合った、現地ならではのアイテムと言えますね。

靴下

ETNO靴下お土産屋さんに売っている手編みの靴下や手袋はとても素敵ですが、スーパーに売っている靴下も負けていません。

大きめのスーパーであれば靴下も売っています。おすすめはSUVAの靴下

80年以上の歴史を持つ、靴下やタイツを取り扱う会社です。

厳しいエストニアの冬を乗り切るのに質の高い靴下やタイツは欠かせませんから、女性用も男性用も非常に充実しています。

なかでも目を引くのがETNOというシリーズエストニアの伝統的な柄やモチーフがデザインされており素敵です。

靴下は、ソックス (普通丈) やアンクレット (くるぶし丈) であれば2~3€程度で購入できます。

SUVA 公式サイト: https://www.suvashop.com/

旅行先ではスーパーマーケットへ

エストニアに限った話ではなく、海外旅行をしたときにその土地のスーパーマーケットへ訪れるのはとてもお勧めです。

食料が安価に手に入るだけではなく、その国や地域の雰囲気感じることができます。

今回紹介したもの以外にも、エストニアならではの食品や雑貨を自分で発見できるかもしれません。

エストニアのスーパーマーケットではカード支払いがほぼ100%可能なので、安心してくださいね。

 

ABOUT ME
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Umabe Momoka
早稲田大学国際教養学部2017年度入学。2018年夏からエストニア・リヴォニア地方のUniversity of Tartuに交換留学中。人文地理学や美術史、戦後の日本のサブカルチャーに興味があります。サウナと水風呂が大好きで、最近は地方都市のサウナを発掘中。それと一緒に、閑古鳥鳴く博物館によく行きます。